県内の飲食店の料理人が、28日、七尾市で炊き出しを行いました。長い避難生活が続く被災者に、へしこおにぎりや油揚げと里芋のみそ汁など温かい福井の味を届けました。（1月29日）


　炊き出しを行ったのは、ミシュランガイドに掲載されるフランス料理や和食など県内10の飲食店が、被災地支援のために立ち上げたチーム「ツナグフクイ」です。炊き出しは同市の中島小学校で行われ、避難所に届けられた野菜も活用し、200食を提供しました。

　参加した倉橋紀宏さん（御料理一燈）は、「そろそろ1か月近く経つので、脂っこいものとか重いものを食べ疲れをしているというのを聞いた。久しぶりにこういうほっとしたものを食べられたとか温かいもの嬉しいねという声を聞けたのでよかった」と話していました。