全日本4冠達成 スキー宇田崇二選手「楽しいシーズンだった」 クロスカントリー競技で敵なし 勝山高校教員
賞状を手にする宇田崇二選手=6日、北海道札幌市
全日本スキー選手権は6日、札幌市でクロスカントリー競技が行われ、勝山市出身で勝山高校教員の宇田崇二選手が、男子15キロクラシカルで優勝し、大会4冠で今シーズンを締めくくりました。(3月6日)
レースには79人が出場し、各選手が15秒間隔でスタート。宇田選手は2日前に出場し優勝した男子マススタート50キロフリーの疲れを感じながらも、攻めのレースを展開し、2位の選手に1分以上の差をつけ、41分38秒8のタイムで快勝しました。
2月に長野県で行われた全日本選手権でも2冠を達成しており、合わせて4冠となり国内敵なしの強さを見せました。これで今シーズンのレースをすべて終えた宇田選手は「晴れて雪解けが進む難しいコンディションだったが経験を生かすことができた。楽しいシーズンでした」と結果に満足した様子でした。