山形県で開かれている冬の国民スポーツ大会スキー競技で、勝山市出身で勝山高校教員の宇田崇二(たかつぐ)選手が22日、クロスカントリー成年男子の部で4連覇を果たしました。(2月22日)

レースは標高1000メートル近い高原にある5キロのコースを2周する形で行われました。宇田選手は前半から快調な滑りを見せ、1周目をトップで通過。

2位以下の選手が空気の薄さに苦しむ中、後半も強さを見せ、後続との差を広げてそのまま1位でフィニッシュしました。タイムは27分9秒2で、2位に48秒余りの大差をつけての勝利でした。これでコロナ禍での大会中止を挟んで、4大会連続での優勝です。

同じレースには弟で勝山市スキー連盟所属の彬人(あきひと)選手も出場し16位でした。