ヨモギ香る「ばんこもち」作り 大きさは大人の顔ほど 池田町の冬の保存食
型枠に入れて形を整える=18日午前10時、池田町土合皿尾
池田町に伝わる冬の保存食「ばんこもち」の製造がピークを迎えています。(1月18日)
前の年の5月に町内の山で採ったオオヨモギを、地元産のもち米とうるち米に混ぜて作るもので、直径は20センチと大人の顔ほどの大きさに仕上げます。
同町土合皿尾のそば店では18日、ついた餅を手際よく円盤状に整えていきました。今年は原材料費の高騰を受けて1枚当たり100円値上げするということです。
■そばの郷(さと)池田屋 大丁由稀奈さん
「味は保証できる。ヨモギの香りがすごくするのでびっくりすると思う」
今年は2月末までに1,500枚近くを作ることにしていて、池田町のまちの駅・こってコテいけだなどで販売します。