敦賀港の鞠山南ふ頭に新しい大型倉庫が完成 貨物の保管能力1.5倍に拡大
敦賀港 鞠山南ふ頭に新しい大型倉庫が完成 貨物保管能力1.5倍に(25日午前10時敦賀港)
敦賀港の鞠山南ふ頭に新たに大型倉庫が完成し、貨物の保管能力をこれまでの1.5倍に拡大して、需要の拡大に備えます。
鞠山南ふ頭の岸壁沿いに完成した倉庫は、今後の需要拡大に備えて、敦賀海陸運輸が20億円をかけて整備したもので、地上2階建て、延べ床面積はおよそ9300平方メートルあり、敦賀港内では最大となります。
倉庫内には、クレーンを使って2階から直接タンクローリーに合成樹脂の原料などを充填できる構造となっているほか、倉庫脇には雨や雪を防ぐ屋根も備えつけてあり、貨物のスムーズな積み下ろしができます。
この倉庫ができたことで、港の貨物の保管能力は1.5倍に拡大され、トラックから船へ輸送手段のシフトが進む中、敦賀海陸運輸では、国内外で高まるニーズに応え、取り扱い貨物量を増やしたいとしています。
最終更新日:2024年12月25日 19:27