サクラマス釣り解禁 “幻の魚”求めて九頭竜川でシーズン初日に挑む
めったに釣れないことから「幻の魚」とも呼ばれるサクラマス釣りが1日、九頭竜川で解禁となり、待ちわびた釣り客がシーズン初日に挑んでいます。
サクラマス釣りが解禁したのは、九頭竜川の福井市の高屋橋から北陸自動車道の九頭竜川橋にかけての区域です。
釣りファンの間で「聖地」と言われる九頭竜川には、解禁を告げる日の出とともに県の内外からおよそ60人が挑んでいました。
釣り人は「残念ながら釣れなかったけど、また挑戦したい」とリベンジを誓ったほか「なかなか釣れないので価値のある1匹にロマンを感じる」と意気込んでいました。
九頭竜川中部漁業協同組合によりますと、例年に比べて雨や雪が少なかったことから川の水量が少なく、サクラマスが遡上しづらい状況ということです。
なお 、2月16日からは九頭竜川橋から上流の区間でもサクラマス釣りが解禁となります。
シーズンは5月末までで、幻の魚を求めた多くの太公望でにぎわいます。