被災したイヌ、新たな飼い主探す 坂井市の民間施設 能登半島地震で保健所などから保護
能登半島地震で被災した飼い主の分からないイヌたちが、坂井市で保護されていて、新たな家族を探しています。(3月11日)
坂井市の「わん・らんど」はドッグランを運営する傍ら、イヌやネコの保護活動にも取り組んでいます。現在7匹を保護していて、このうち5匹は能登半島地震で被災したイヌです。輪島市の保健所に収容された後、小松市にある保護施設を通して引き取りました。被災地でさまよっていたり、避難生活を送る飼い主が自ら手放したりしたイヌだということです。
■わん・らんど 髙嶋希望さん
「一匹一匹と向き合って、少しでも命をつないでいけたら。散歩とかコミュニケーションを取ってくれる里親さんの所に行ってほしいという気持ちが大きい」
被災したイヌたちの飼い主は分かっておらず、この施設ではSNSなどを通じて、里親を希望する人の面会を受け付けています。