2度目の"居座り寒波"の影響で大雪のピークとなった県内。嶺南では、短時間に大量の雪が降る「ドカ雪」となりました。24日未明からは幹線道路で予防的通行止めも行われ、3連休最終日の人々の足に大きな影響を与えました。

■木の枝についた雪を落とす女性
「朝起きてびっくりだわ、もう。雪の多さに。寒いのね」

1週間にわたって居座る強烈な寒波の影響で、24日未明から大雪のピークとなった県内。一時は奥越を除く県内全域に大雪警報が発令され、24時間の降雪量で小浜が22センチ、敦賀が21センチと、平地でもいわゆる「ドカ雪」となりました。

■小浜市民
「おとといは多かった。きのうは少なくて、きょうはまた多い。雪はもういい。もう降らなくていい」

■リポート 西岡芽生記者
「福井インターチェンジです。通行止めの看板を持った作業員に止められました」

この大雪で、県内の幹線道路では大規模な立ち往生を防ぐため、あらかじめ通行止めにして集中除雪する「予防的通行止め」が行われ、3連休最終日の多くの人の足に影響が出ました。

■京都へ向かう
「旅行に行こうかなと思って。厳しいですね、大変。道を変えて回り道で行こうかな」
■富山から移動
「後輩の結婚式があったけど、行けないかもしれない。高速も乗れなかった。福井で降りて、どうやっていけばいいですか」
■滋賀へ向かう
「元々は立山(富山県)から帰ってきてて、きのう大津に戻る予定だった。事故にはつながらないので良いのかなと思うけど、帰れないのには困った」

一方、一面の雪に覆われた公園では、雪遊びをする親子連れの姿が。

■保護者
「本当は遠くまで行こうとしていたけど、結構雪が多いので。家族団らんで過ごせて、いい休日が過ごせた」
■子ども
「雪いっぱいで楽しい！」

なお、県内は25日から晴れ間が広がり、徐々に気温も上がって春を感じられる天気となる見込みです。