夏のマリンレジャーけがの8割がイルカによる被害 海保が来シーズン向け対策検討へ
今年夏マリンレジャー中のけが人8割がイルカによる咬み傷
今年の夏に福井県内でマリンレジャー中にけがをした人は17人で、このうちの8割がイルカに咬まれて傷をしたケースとなっていて、海保では来シーズンに向けて対策を検討していきたいとしています。
敦賀海上保安部のまとめによりますと、今年7月から8月末までに、マリンレジャー中、病院搬送を伴うけがをした人は17人で、去年の同じ時期に比べて4人増えました。
17人中、野生イルカに噛まれた海水浴客が15人と全体の8割を占めていて、海保では来年の海水浴シーズンに向けて、地元自治体や県と話し合って対策をとりたいとしています。
このほか、レジャー中に浸水したり転覆した小型船は7隻で、去年の同じ時期に比べて4隻減りました。
敦賀海上保安部によります、毎年9月から11月にかけて釣り中の事故が多発するということで、海に出かける際は、事前に天候を確認することや、ライフジャケットの着用を徹底するよう呼びかけています。