ギフト向け 金福すいか ’規格外’を期間限定バイキングメニューに 福井市
福井市の特産 「金福すいか」と「銀福すいか」が市内の飲食店でバイキングのメニューに加わりました。一部割れる被害が出て贈答用として販売できない’規格外'スイカの活用につなげます。
福井駅前ハピリン2階の飲食店「福福茶屋」では、19日からランチバイキングのメニューに福井市の特産 「金福すいか」と「銀福すいか」が新たに加わりました。
利用客は
「甘い。おいしかった。」
「(全部で)7つかな。甘くて黄色いスイカなので珍しいなと。ものすごくおいしかった。」
バイキングでの提供は毎年この時期の恒例ですが、今年は味に問題がないものの傷があるなどの理由で捨てられてしまう「規格外」の金福すいかを提供しています。
金福すいかは、去年より糖度が高い品種にリニューアルしたものの、尻の部分が割れる被害が相次ぎ、出荷できる数が減少。今年も同様の被害が見られることから、新たな活用法として、傷んだ部分をとり除いてバイキングで提供することにしました。
ふくいヒトモノデザイン 青山士郎さん
「販売につながらないものを少しでも生産者の手取りにつなげられないかと。味については販売しているスイカとそん色がないので味わってもらえればと思う。」
一方、土産物店ではスイカの販売会があり、贈答用に買い求める観光客が見られました。
「おめでたい。金福と銀福とセットで送ると喜ばれるかなと思って。」
金福すいかと銀福すいかのバイキングでの提供と販売会は今月25日まで続けられます。
なお福井市は金福すいかと銀福すいかをあわせて、去年よりも700個ほど多いおよそ9000個の出荷を目指しています。