全校児童たった1人の福井市内の小学校でサッカー教室が開かれ、地元サッカークラブに所属する選手がボールを操るコツを指導しました。

福井市の殿下小学校は現在、5年生の松平瑞也君が唯一の児童となっています。20日は体育の授業に合わせて福井ユナイテッドFCの選手2人が訪れ、リフティングの方法を指導しました。足首を固定し、足の甲でボールを蹴り上げるのがコツで、松平君は連続5回を目標に練習を繰り返しました。

■松平瑞也君
「みんなでやるとおしゃべりが楽しくできる。サッカーだけじゃなく、目標に向かって頑張っていくところが楽しいと思えた」

このサッカー教室は、県内全ての小学校にサッカーボールを贈るクラブの事業に合わせて開かれたもので、松平君の学校での新たな思い出に加わりました。