福井市の県済生会病院に、食品や生活雑貨を扱う人気ブランド「無印良品」の出張店舗が登場しました。患者や家族の買い物の利便性を高めています。(11月28日)


地域社会の課題をともに解決しようと、「無印良品」を展開する良品計画(本社:東京都豊島区、堂前宣夫社長)は全国各地で約80の病院を運営する社会福祉法人恩賜財団済生会と連携協定を結んでいて、福井は全国で唯一、出張店舗を設けることになったものです。

今年2月から原則毎月1回、総合受付前のスペースを使って店を開いていて、菓子やカレーなどおよそ80種類1,000点の商品を扱っています。中には耳栓やアイマスクなど、入院患者のニーズに応じたアイテムも用意されています。

利用した人は
「待ち時間もあるし、そういう時にちょっと行ける場所があるのはすごくうれしい」
「（店に）行くっていう手間がカットできるのがすごくありがたい」

良品計画と済生会は、今後も患者らの買い物の利便性を高める取り組みを続けることにしています。