高浜町長選挙で当選した現職の野瀬豊氏は22日、高浜町役場で当選証書を受け取り、5期目の町政運営にあたり、合意形成を図りながら、スピード感と丁寧さを大事に取り組みたいと意気込みを語りました。

24年ぶりの三つどもえとなった高浜町長選挙は21日投開票が行われ、現職の野瀬豊氏(63)が2586票を獲得し、新人2人にそれぞれ1000票近い差をつけて、5期目の当選を果たしました。投票率は70.72パーセントで、4年前の前回を1.93ポイント上回りました。

■野瀬豊氏
「これまでの経験、また実績というものをベースにしながら、今の時代に顕然化している課題について、軌道的に対応することを期待されているかと思う。合意形成というものもしっかり行いながら、スピード感と丁寧さを合わせて進めていきたい」

野瀬氏は少子高齢化や人口減少、それに地域医療の安定などの課題に取り組み、公約に掲げた安心感や心地よさ、それに楽しさに満ちた町づくりに意欲を示しました。