厄年の男性が威勢よく餅をまいて厄を払う 鯖江市で伝統行事「おこない」大人も子どもも餅を取り合う
厄年の男性が餅をまいて厄を払う「おこない」住民が餅を取り合う(8日鯖江市上戸口町)
鯖江市内の神社で8日、伝統行事「おこない」が行われ、厄年を迎えた男性たちが威勢よく餅をまいて厄を払っていました。
鯖江市に古くから伝わる「おこない」は、厄年を迎えた男性が厄払いのために餅をまく行事で、市の無形民俗文化財にも指定されています。
このうち上戸口町の刀那神社では8日、数え年で42歳と61歳となる厄年の男性4人が、自分たちでついた餅210キログラムを、境内に集まったおよそ70人の住民に向かって勢いよくまきました。
■厄年の男性
「病気を以前に患ったので、うまく治るように、健康に気をつけていきたい」
■餅を拾った小学生
「数えられないくらいもちがとれた 醤油につけて食べたい」
厄払いを済ませた男性たちは今年1年を無事に過ごせるよう願っていました。
最終更新日:2025年1月8日 19:28