「十日えびす」の中日・「本えびす」の10日、福井市の毛谷黒龍神社の境内にある西宮恵比須神社で餅まきが行われました。詰めかけた大勢の参拝客は新年の福をつかもうと、次々と投げ込まれたおよそ4000個の餅に向かって懸命に腕を伸ばしていました。(1月10日)


餅まきに参加した人は「5個くらい取れたかな。今年色んな福を掴めるように頑張る」と顔をほころばせたほか、餅を10個獲得したという参拝客は「今年は結構たくさんとれた。地震もあったしみんなが平和で健康に過ごせるのが一番良い」と新年への思いを語りました。

同神社では十日えびすならではの「福笹」などの縁起物も人気を集めていて、祭り最終日の11日まで授かることができます。

七福神のえびす様に商売繁盛を祈願する「十日えびす」は1月9日から11日までの3日間、関西を中心としたえびす様ゆかりの神社で祭りが行われています。