2部門で日本一に、清川メッキ工業 ”めっき”技術を競う全国コンクール 若手社員への技術継承図る
金属などの表面に金属の薄い膜を加工する「めっき」の技術を競う全国コンクールで、福井市の清川メッキ工業が2部門で日本一に輝きました。
同社では、若手社員への技術の継承を目的に、毎年全国コンクールに挑戦していて、今年は11人が出場しました。
コンクールは5つの部門があり、このうち「研磨・装飾クロムめっき部門」と「無研磨・装飾クロムめっき部門」の2部門で、最高賞の厚生労働大臣賞に輝きました。研磨は、鏡のように美しく仕上げる技が問われるということです。
■研磨-装飾クロムめっき部門 白川靖房さん
「今回1位になったが、来年も連覇できるように目指していきたい」
■研磨-装飾クロムめっき部門 清川大輝さん
「毎回同じ風にめっきしても同じ結果にならず、難しくもあるが、楽しいところでもある。今回のめっきコンクールで、よりディープに挑戦できて非常によかった」
■装飾クロムめっき部門 木林聖陽さん
「先輩から教えていただいた技術だったり、今回いろいろ検証した結果が出てうれしい」
今回受賞した社員は、後輩たちの指導に当たり、技術を継承していくということです。