県内の老舗企業の経営者でつくる「福井100年老舗の会」の交流会が10日に福井市で開かれ、地域密着型のコンビニエンスストアを展開する大津屋の小川明彦会長が「創業450年の歴史を社史にまとめ、若手社員にも共有することで会社に誇りを持ってもらえるようになった」と語り、社員から愛される企業経営の秘訣を伝えました。

老舗の会は148社がメンバーになっていて、長い会社経営の中で乗り越えてきた苦難や成功談などを共有して次の100年につなげていくためのヒントを探っています。

今後も仲間を増やしていく予定で、老舗企業が多い福井ならではの取り組みといえそうです。