記録的な豪雨で大きな被害が出ている能登地方を支援しようと、県内のライオンズクラブは飲料水や非常食などを28日に珠洲市に送ります。

県内6つのライオンズクラブは坂井市で、能登の被災地で土砂の撤去作業などに使うスコップや長靴をはじめ、飲料水や非常食などをトラックに積み込みました。

あわら三国ライオンズクラブ 小林繁さん
「微々たる支援しかできないが、少しでも笑顔が取り戻せるようになってほしい」

能登地方のライオンズクラブから支援の要請を受けて、県内のメンバーが準備を進めてきたもので、トラックは28日午前5時に珠洲市内の施設に向けて出発する予定です。

ところで、今月21日から22日にかけて能登地方で発生した記録的な豪雨では、26日までに9人が死亡し、2人の行方と4人の安否が分かっていません。

石川県では泥かきなどのボランティアを募集しているほか、企業・団体単位での物資の受け入れを行っていて、1日も早い復旧に向けた支援が求められています。