県産材ふんだんに使い温かい空間 福井市立図書館リニューアルオープン 子どもも音気にせず本に親しめる
県産材が醸し出す温かい空間に自動貸し出し機。福井市文京の福井市立図書館が1日にリニューアルオープンし、地域交流センターが隣接して市民が利用しやすい施設を目指します。
福井市立図書館は建物の老朽化に伴っておととしから大規模な改修工事が進められ、1月の能登半島地震で天井の一部が壊れたものの、補強を施しました。
「ガラス張りの大きな通路で一般書と児童書にコーナーが分けられている。子どもも音を気にせずゆったり利用できそう。」
新たに設けられた吹き抜け部分にも見えるように本を展示していて、広くなった館内をゆっくり回りながらお気に入りの一冊を探すことができます。
自動貸し出し機は、読み取り機に本を置くだけで誰でも簡単に借りられます。
「新しくできたテラス席では、さわやかな風を浴びながら読書ができる。」
また図書館の隣には、多目的ホールなどを備えた地域交流センターができ、新たな利用者の獲得にもつなげます。
福井市立図書館山下真希課長補佐
「今まで図書館に来たことがない人にも、一度来てもらって、いろんな本を読んだり、友達と話したりして、楽しく過ごしてほしい。」
パワーアップした福井市立図書館は46万冊の本をとり揃え、大勢の市民を迎え入れます。
連休中は6日まで休まず開館します。
*開館時間は午前10時から午後7時(土日は午後6時まで)。休館日は月曜、祝日、第3日曜日、年末年始。