火渡り行で心身清める 護摩のおき火の上をはだしで 柴燈護摩供養で無病息災願う 小浜市・飯盛寺
護摩のおき火の上をはだしで歩く参拝客=20日午前10時、小浜市の飯盛寺
彼岸の中日に合わせて、小浜市の飯盛寺で20日、柴燈(さいとう)護摩供養と火渡り行が営まれ、参拝客が今年1年の無病息災などを願っていました。
柴燈護摩供養は、かつて奈良県の大峯山にはびこった毒蛇などを退治するため、勅命を受けた修験道の祖・理源大師(りげんだいし)が山に登り、柴や薪で護摩をたいたのが始まりとされています。
護摩壇に火がつけられると、住職らが護摩札や塔婆(とうば)などをたき上げました。このあと参拝客は日ごろの罪を焼きはらい、心身を清めるとされる火渡り行に臨み、護摩のおき火の上をはだしで歩いて渡りました。
■参拝客
「気持ちが洗われるような感じになって、大変よかった」
「気持ちを新たに、また1年頑張るぞという気持ちにさせていただいた」
参拝客は今年1年の無病息災などを願っていました。
最終更新日:2025年3月20日 10:23