海辺の「どんど焼き」 正月飾り燃やし、無病息災など願う 小浜市・塩竃海岸
井桁の中で正月飾りなどを燃やす=13日午前9時半、小浜市の塩竃海岸
小浜市の塩竃海岸で13日、正月飾りなどを燃やす「どんど焼き」が行われ、市民らが今年1年の無病息災や家内安全を願っていました。
朝から300人以上がしめ縄や破魔矢それにお札などを次々と持ち寄り、杉の葉と竹で作った井桁に集められました。神事の後、火がつけられると勢いよく燃え上がり、市民らはさい銭をして手を合わせ、無病息災や家内安全を願った他、今年の目標を立てていました。
■参加した女の子
「ピアノの発表会があるので、そのためにピアノをもっと練習してうまくなりたい」
■参加した女性
「家族全員、健康で幸せに暮らせればなと思う」
■参加した男の子
「戦争がなくなるようにとお願いした」
どんど焼きは、清滝区や津島区など7つの区でつくる団体が毎年行っていて、以前は市民が竿につるした餅を焼いて食べる風習がありましたが、コロナ禍以降中止となっています。
最終更新日:2025年1月13日 18:58