特殊詐欺の被害を防げ 不審な着信を検知して警告文表示 アプリ活用を県警が提案
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個人の携帯電話に連絡してくる特殊詐欺の被害が増える中、県警は不審な着信を検知するアプリを活用して、被害防止につなげたいとしています。
このアプリは犯罪につながる恐れがある、海外からの電話や、非通知の着信などを自動で検知して、警告文を表示したり、着信拒否をしたりするものです。
全国で、携帯電話に電話がかかってくる特殊詐欺の被害が相次ぐ中、県警はこのアプリを開発した愛知県のIT企業と連携して、アプリの利用を呼びかけていくことにしています。
■県警本部生活安全部 生活安全企画課清水精二 警部
「電話に出てしまうと、どうしてもだまされてしまう危険性があるので、こうしたアプリを活用することで、国際電話を着信させない、非通知番号を着信させないようにして欲しい」
県警によりますと、県内では2024年にあわせて9件の特殊詐欺事件が起きていて、被害額はおよそ7500万円にのぼるということで、アプリの活用をすすめて被害防止につなげたいとしています。