AI搭載アプリを使ってゲーム感覚でごみ拾い 楽しみながら環境美化へ オリジナルカードもゲット
坂井市内の小学校で15日、AIを搭載したアプリを使って、ゲーム感覚でごみ拾いをするユニークな催しが開かれ、児童が楽しみながら街をきれいにしました。
タブレット端末を持って児童たちが熱心に取り組んでいるのはごみ拾いです。
楽しくごみ拾いをしてもらおうと、坂井高校の生徒が開発したのが「ごみ拾い啓発アプリ」。
東十郷小学校の5・6年生を対象に体験イベントが開かれ、学校から最寄りの丸岡駅までの道中、ごみを拾ってまわりました。
■児童
「ごみを拾ってアイテムが取れたりして楽しかった」
「キャラクターが出てきて楽しかった」
拾った紙くずやペットボトルをカメラの前にかざすとAIがごみかどうかを判別。ごみだとわかるとオリジナルのカードがもらえる仕掛けも用意しています。
■児童
「このアプリでカードがゲットできて楽しかった」
通学路で目立つ空き缶などのごみをきっかけに生徒たちが始めた取り組みに地元企業も賛同し、ゲーム感覚で楽しめる形になりました。
■坂井高校3年 加藤大睦さん
「小学生が楽しみながら、街も一緒にきれいに、両方いい感じになっていくのでうれしい」
アプリは今後、学校の環境美化活動の中で活用されるということです。