福井で育った稚アユ出荷始まる 春以降県内の河川に放流 暖冬ですくすく育つ
県内で生まれ育った稚アユの出荷が、29日、小浜市で始まりました。今年は暖冬の影響で水温が例年より高いことから生育は順調だということです。出荷された稚アユは4月以降に県内の川に放流されます。(1月29日)
県栽培漁業センター(同市堅海)では、職員が5センチほどに育った25万匹を、越前市の日野川漁協に向けて出荷しました。
稚アユは、去年の秋に足羽川に遡上してきた天然のアユから卵を採り、育ててきたもの。例年より水温が2度ほど高く、生育は順調だということです。
出荷は2月下旬まで続き、日野川漁協と九頭竜川中部漁協それに県内水面総合センターに、去年と同じ130万匹を出荷します。