再申請には"少なくとも2年以上‟か 敦賀原発2号機の再稼働審査 日本原電・村松社長「この10年で今が最も厳しい」 年度内に追加調査計画策定へ
新年あいさつで来社した日本原電の村松衛社長=21日午前11時半ごろ、FBC本社
再稼働審査で「不合格」となった敦賀原発2号機について、日本原電の村松衛社長は21日、再申請には少なくとも2年以上かかるとの見通しを示しました。
村松社長は新年の挨拶でFBCを訪れたもので、今年6月で社長就任10年となるのを前に「この10年で今が最も厳しい」と振り返り、再稼働審査の再申請に向けて、新たな断層データなどを収集する追加調査計画を今年度末までに示したいと意欲を見せました。
敦賀原発2号機を巡っては、原子力規制委員会が去年、敷地内の断層の「活動性を否定できない」として、再稼働審査を「不合格」としています。
最終更新日:2025年1月21日 17:25