連携協定で生徒同士の交流へ 金井学園と福井特別支援学校 障がいのある生徒の補助具開発も 災害時の支援強化へ
協定書を手にする滝川校長(左)と金井理事長(右)=18日午前10時、福井市光陽の福井特別支援学校
福井工業大学や付属の中学・高校を運営する金井学園と福井特別支援学校が連携協定を結び、生徒同士の交流を通して地域教育を進めます。
18日は金井学園の金井兼理事長と福井特別支援学校の滝川照美校長が協定書にサインしました。ボッチャなどのスポーツ活動や探究授業などを通して生徒同士の交流を図る他、大学生が障害のある生徒の補助具の開発に関わるなど、より連携した地域教育を進めます。
■金井学園 金井兼理事長
「障がいのある人に接する時に、自然と手を差し伸べられるような気持ちを育むことが学園にとって目的とするところ」
■県立福井特別支援学校 滝川照美校長
「私たちは特別ではない特別支援教育を目指しているので、協定を結ぶことで活動の幅が広がることをとても期待している」
この取り組みは新年度からスタートし、災害時の支援も強化するということです。
最終更新日:2025年3月18日 18:12