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“パワハラ”疑惑調査 百条委委員だった元兵庫県議が死亡 SNS上の“誹謗中傷”辞職後も周囲に相談

2025年1月20日 0:55
“パワハラ”疑惑調査 百条委委員だった元兵庫県議が死亡 SNS上の“誹謗中傷”辞職後も周囲に相談

兵庫県知事の“パワハラ”などの疑惑を調査する百条委員会の委員だった、元兵庫県議が死亡していたことが分かりました。

関係者によりますと18日夜、元兵庫県議の竹内英明さん(50)が姫路市内の自宅の自分の部屋でぐったりしているのを家族が発見し、搬送先の病院で死亡が確認されました。自殺とみられています。

竹内さんは、元幹部が作成した斎藤知事のパワハラなどについて告発した文書の内容を調べる百条委員会の委員を務めていましたが、去年11月、「一身上の都合」として議員を辞職していました。関係者によりますと、議員の辞職後もSNS上で相次いだ誹謗中傷について周囲に相談していたということです。

竹内さんは、2003年に姫路市議に初当選。2007年に兵庫県議に当選し、5期目の途中での辞職でした。

厚生労働省や自殺の防止活動に取り組む専門家などは、悩みを抱えていたら自分だけで悩みを解決しようとするのではなく、専門の相談員に話を聞いてもらうなどしてほしいと呼びかけています。

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最終更新日:2025年1月20日 0:55