ハピラインとJRの乗り継ぎ改善「費用対効果見極めて対策考える」
ハピラインと北陸線の敦賀駅での乗り継ぎ問題について、JR西日本金沢支社の石原利信新支社長は、「費用対効果を見極めた上で対策を考えていきたい」としています。
ICカードを使ってJR北陸線とハピラインを敦賀駅で乗り継ぐ場合、ICカードが利用できる範囲が限られ、利用客は不便を強いられています。
6月に新たにJR西日本金沢支社長に就任した石原利信氏は5日福井市内で会見し、この乗り継ぎ問題について、「実態調査を進める」とこれまで通りの答えにとどまりました。
記者
「調査というが、精算する機器を設置する上で何がハードルになっているのか、解決までになぜ時間がかかるのか」
JR西日本金沢支社 石原利信新支社長
「ハピラインにもJRにも利用客の声が寄せられている。JRとしては理解している。そんなに時間がかかるものではないと思っている。早急に確認をしたい。当然、それ相応に費用もかかるし対策が費用対効果としてベストなのかも含めて検討したい。」
石原支社長はこのほか、今月下旬から敦賀駅にみどりの券売機を1台増やすほか、秋のキャンペーンでは、小浜線で観光列車を走らせるとして、さらなる利用促進に意気込みを示しました。