勝山市の住宅街近くで子熊を目撃 市が看板立て住民に注意をよびかけ
29日夕方、勝山市で子熊1頭が目撃されました。けが人はいませんでしたが、親熊が潜んでいる恐れもあり、市が注意を呼びかけています。
「クマが目撃されたのは集落にほど近い場所。麦畑の脇にある側溝の中を歩いていた。かなり幅が狭いので体の小さいクマだったようす。」
クマが目撃されたのは勝山市遅羽町大袋の側溝です。
市によりますと、29日午後4時ごろ、近くの住民が目撃し市に通報したもので、体長50センチほどの子熊とみられます。
その後クマの行方はわかっておらず、市では看板を設置して、住民に注意を呼びかけています。
現場近くにある三室小学校では、30日は、車での登校を受け入れることにしています。
県内各地ではクマの目撃情報が相次いでいて、先月1日から今月26日までに目撃されたクマは100頭。
これからの時期は親離れを迎えた子熊が市街地に迷い込むケースもあるということです。