10日午後6時ごろ、福井市内の路上で、県内在住の10代の少女を誘拐しようとしたとして、福井署と県警捜査一課などは11日、団体職員の男を未成年者誘拐未遂の疑いで逮捕しました。

逮捕されたのは、福井市宝永1丁目に住む団体職員の男(29)です。警察の調べによりますと、男は10日午後6時ごろ、福井市内の路上でランニング中だった県内在住の10代の少女を誘拐しようとした疑いです。

スマートフォンにメッセージを表示し、車に乗り込むよう誘ったということですが、少女がその場から逃げたため、未遂に終わりました。

少女の母親から被害届けが出され、目撃情報などをもとに逮捕に至ったもので、警察の調べに対し男は「女の子と話したかっただけ」と供述し、容疑を一部否認しています。