「からくり」で動く車を児童が制作 ミリ単位の精密なものづくり技術学ぶ
越前市の児童が23日、自動車部品メーカーの技術者に「からくり」の技術を教わり、ミリ単位の精密さが求められるものづくりの世界に触れました。
細かな数字が書かれた説明書を見ながら、ネジや歯車などを使ってパーツを組み立てます。
越前市の神山小学校では、10年以上前から地元の「アイシン福井」によるモノづくり授業が行われていて、この日は小学6年生が参加しました。
児童は、糸やゼンマイを使ってものを動かす「からくり」の技術を学び、定規で正確に測りながら、上に載っている人形が常に一定の方向を指し示す「指南車」を作りました。
児童
「もうごちゃごちゃで難しかった」
「一つ合わなかったらもう動かないので、ちょっと大変だった」
「ミリとかセンチとか測って調整することが難しかった」
児童たちは本格的な模型の制作を通じて達成感を感じたようです。