福島市にある
牧場の敷地に子牛の死がいが大量に捨られた事件で、元社長らに有罪判決が言い渡されました。
廃棄物処理法違反の罪で判決を受けたのは、福島市の牧場・フェリスラテの元社長の田中一正被告(54)と元常務の長谷川義宗被告(46)です。
判決によりますと、田中被告らは産業廃棄物として処理しなければならなかった子牛の死がい約1.4トン、144頭を牧場の敷地内に埋めました。
4月7日の判決公判で福島地裁の島田環裁判官は「周囲の生活環境と公衆衛生を害した程度は大きい」として2人に懲役1年、執行猶予3年と罰金100万円の有罪判決を言い渡しました。
また会社側に対しても罰金200万円を言い渡しました。