「我々の活動が一つのモデルに」工場内の温室効果ガスをゼロへ【福島県】
福島発の水素を活用し、工場内の温室効果ガスの排出量をゼロにする取り組みが田村市で始まり、披露されました。
田村市にあるデンソー福島です。内堀知事や水素を作る装置を開発した、トヨタ自動車の関係者らが出席して「地産地消の水素を活用したモノづくり」が披露されました。ここではラジエーターを製造する課程で使う高温のアフターバーナー炉を燃焼させるのに工場内で作った水素を活用していますが、燃焼温度の高さゆえ発生してしまう窒素酸化物をいかに抑えるかがポイントになりました。また 太陽光など再生可能エネルギーの活用や徹底した省エネで温室効果ガスの排出量をゼロにするカーボンニュートラルを実現しています。
■株式会社デンソー福島 代表取締役社長 川島俊哉
「我々の活動が一つのモデルになって、水素を使ったカーボンニュートラルへの取り組みが広がっていけばいいなと」