強風のため延期 福島第一原発の処理水保管タンク解体 13日初めて着手予定も
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東京電力は、13日に予定していた、処理水を保管していたタンクの解体について、強風のため延期しました。
福島第一原発では、約1000基のタンクに処理水が保管されていて、2023年から処理水の海への放出を行っています。
東京電力は、その放出によって空になった21基のタンクについて、初めて2月13日から解体に着手する予定でしたが、強風のため延期することを発表しました。
解体作業に使うクレーンが強風で動かせないため、着手は14日以降に延期されます。
2026年3月ごろまでに解体を終え、空いた敷地には燃料デブリ取り出しの関連施設が整備される計画です。
福島第一原発では、これまでにタンク約100基分の処理水放出を行っていて、東京電力は安全最優先で作業を進めるとしています。
最終更新日:2025年2月13日 10:08