奥能登豪雨で大量の土砂…撤去作業開始 カニ漁解禁控え 石川・輪島港
石川県の輪島港には先月の奥能登豪雨により、大量の土砂が流れ込み、それを取り除く作業が始まりました。
輪島港の周辺では奥能登豪雨により、大量の土砂が流れ込み、海底には多いところで80センチほどの土砂が堆積しました。
輪島港では、来月6日のカニ漁解禁に合わせて漁を再開する予定ですが、船が座礁するなどの危険性があるため、北陸地方整備局では、28日から、安全に船が航行できるよう、土砂を取り除く緊急の浚渫(しゅんせつ)工事を始めました。土砂の流入は、港の入り口付近だけで、およそ5000立方メートルと見込まれています。
完了時期は未定ですが、早急に撤去を進め、漁業などの地域のなりわい再生に貢献したいとしています。