福島県内各地で気温があがり、30度を超える地点も出るなど4月としては異例の暑さとなりました。
最大10連休となるゴールデンウィークが始まりますが、連休期間中も平年を上回る暑さとなる見込みで熱中症に注意が必要です。

■植松祐一記者
「午後1時前のJR福島駅前です強い日差しが照り付けています、手元の温度計は31度となっていますね。」

4月としては異例の暑さとなった福島県内。
伊達市・梁川では最高気温が30・8℃と、福島県内で2,024年初めての真夏日を記録。会津若松や福島でも29℃を超えるなど、ほとんどの地点で7月並みの暑さとなりました。

■男性
「めちゃくちゃ暑いです」
■女性2人組
「暑いですね」「暑いですとても」
Q記者4月で30度ってどうですか？
「おかしいと思います笑」

この暑さに郡山市の公園ではー
■お母さんと子ども
「どんどん暑くなってくるので午前中、早めに遊んで、きょうも水筒持ってきて小まめに。子どもは『熱中症』なりやすいので」
暑さに体が慣れていない、この時期も熱中症に注意が必要です。

4月27日土曜日から始まるゴールデンウィークの予報について福島地方気象台で聞きました。
■福島地方気象台 観測予報管理官　菅原 誠さん
「ゴールデンウィークの前半、29日にかけては気温が高い状態が続きそう。予想気温をみると平年より高い日が多い見込みです」

ゴールデンウィーク前半は晴れる日が多く、最高気温が30℃に迫る日もありそうです。
一方、来週、中ごろは一時的に天気が崩れますが、それでも気温は平年を上回る日が多い見通しです。

■福島地方気象台 菅原誠さん
「まだ体が（暑さに）慣れてない人が多いと思う。熱中症についてはかなり気を付けてもらいたい」

福島県内では１人が熱中症で搬送されています。
連休期間中も気温が高い状態が続きますので注意が必要です。