セクハラや体罰で教頭などを懲戒処分 福島県教育委員会
県教育委員会は17日、教職員の懲戒処分を発表した。
市町村中学校の教頭(40代男性)は、2022年8月勤務していた学校の女性教員を誰もいない教室に招き入れ抱きしめたほか、2023年度から2024年度にかけて、SNSで不適切なメッセージを送信するなどして、女性教員に不快感や不安、恐怖を与えたとされています。県教委はこの教頭を停職6か月としています。
また、県立高校の教諭(県中地区50代男性)は、2022年4月から2024年11月にかけて、複数年度にわたり、顧問を務める部活動の指導で、侮辱的な言動を繰り返し、部活動の生徒らに精神的苦痛を与えたとされています。
県教委はこの教諭を停職1か月としています。
そして、県立高校の教諭(県中地区30代男性)は、2024年9月ごろ、顧問を務める部活動の練習で生徒を指導した際に、生徒の背中をたたき、約1週間のあざと痛みを生じさせたほか、2024年5月と7月には、この生徒や別の生徒に対して、試合に負けたことを責める発言などをして、生徒らに精神的苦痛を与えたとされています。県教委はこの教諭を減給1か月としています。