おととし、西郷村で男女2人が死傷した事故の裁判で、被告の男に懲役8年の実刑判決が言い渡されました。

危険運転致死傷の罪で判決を受けたのは南会津町の農業大竹康夫被告（53）です。判決によりますと、大竹被告は、おととし9月に西郷村で時速100キロを超えるスピードで乗用車を運転し、対向してきた軽乗用車に衝突。乗っていた男女2人を死傷させました。事故の直前も時速150キロを超える速度で運転していたということです。判決公判で福島地裁・郡山支部の下山洋司裁判長は「動機は身勝手で犯行を正当化する余地はない」として懲役8年の実刑判決を言い渡しました。