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東北と首都圏をつなぐ大動脈でまたもトラブル 国の運輸安全委員会が東北新幹線調査へ

2025年3月6日 18:51
東北と首都圏をつなぐ大動脈でまたもトラブル 国の運輸安全委員会が東北新幹線調査へ
東北と首都圏をつなぐ大動脈でまたもトラブルです。6日昼前、東北新幹線が上野・大宮間を走行中に車両が分離するトラブルがあり、約3時間運転を見合わせました。

新幹線が緊急停車したのは午前11時半ごろでした。その現場である東京の西日暮里駅付近に向かうと…緑の「はやぶさ」と赤の「こまち」が切り離されていました。
JR東日本によりますと東京発新青森・秋田行きの東北新幹線「はやぶさ・こまち21号」の連結器が分離し緊急停車したと言います。
この新幹線には約650人の乗客がいましたが、幸いけが人はいませんでした。また、脱線も確認されませんでした。
しかし…

■大川記者
「JR福島駅です。東北新幹線が運転見合わせとなった影響で改札には多くの人の姿があります」
運転が一時見合わせとなった影響は大きく…JR福島駅の改札前は新幹線に乗る予定だった人たちであふれました。

■東京へ帰る孫を送る女性
「(孫が)大学に合格したのでそれで帰ってきた」
■高校生(孫)
「明日、友達と予定があるので、帰りたい」
■仕事で福島県を訪れていた男性
「東京に戻る予定でした。しょうがないんじゃないですか」

今回のトラブルでは東北新幹線だけではなく上越や北陸など他の新幹線も運転を一時、見合わせました。
正午ごろ東京に向かう東北新幹線に乗っていた乗客が撮影した映像です。
JR新白河駅近くで停車したためほどなくして、すべての乗客は在来線に乗り換えたそうです。
そして…
■JR福島駅アナウンス
「運転を見合わせておりました、東北新幹線は、14時30分頃運転を再開いたしました」

東北新幹線などは午後2時半ごろに運転を再開し、ようやく動き出しましたがダイヤには大幅な乱れが生じています。
東北新幹線の連結部分が走行中に分離するトラブルは2024年9月にも起きていて今回が2度目です。
国の運輸安全委員会は調査官を派遣し詳しい原因を調べる方針です。
最終更新日:2025年3月6日 18:54
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