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【側溝で身を寄せ合う3匹のアライグマ…実は様々なリスク抱える特定外来生物】農業被害、住居侵入、感染症の媒介…生息域拡大を防ぐには“捕獲”【中テレ投稿BOXニュース】

2024年6月25日 17:03
【側溝で身を寄せ合う3匹のアライグマ…実は様々なリスク抱える特定外来生物】農業被害、住居侵入、感染症の媒介…生息域拡大を防ぐには“捕獲”【中テレ投稿BOXニュース】
提供:石崎勝大さん

須賀川市の石崎勝大さんから投稿いただいたのは、北米が原産の3匹のアライグマの画像。狭い側溝で身を寄せ合う3匹ですが、撮影されたのは福島県の須賀川市。


実アライグマはカナダやアメリカからペットとして持ち込まれ、80年代頃から、野外に逃げ出したり、飼い主が放したりしたことで野生化し、全国的に繁殖。2005年に特定外来生物に指定されました。県の調査によりますと、年々その生息範囲は広がっているとみられてています。浜通りや中通りの北部、中部では捕獲実績があります。2010年前後では一桁の捕獲数でしたが、2017年以降は1000匹を超える年も出てきました。

アライグマは繁殖能力が高く、雑食性で、野菜から小動物までいろんなものを食べます。小鳥類やサンショウウオなどの在来動植物を捕食し、生態系への影響も心配されているほか、農作物への被害も報告されています。まずは、生息を確認するため、アライグマの痕跡を観察することが大事です。スイカなどは画像のように5センチほどの穴が開けられ、中身がくりぬかれます。家屋への侵入し、糞尿による汚れや悪臭、騒音。さらに、感染症を媒介するとも言われています。根本的な解決を図るには「捕獲を進めること」です。捕獲をするためには許可が必要なため、まずは行政機関に相談することが大切です。

最初に紹介した、須賀川市で発見された3匹のアライグマですが、その後、地元の猟友会などにより2匹が捕獲されたということです。

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