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皇居で新年恒例「歌会始の儀」 お題は「和」

2024年1月19日 14:03
皇居で新年恒例「歌会始の儀」 お題は「和」
19日、皇居で新年恒例の「歌会始の儀」が行われ、天皇皇后両陛下の歌が披露されました。

今年の「歌会始」は、「和」というお題で行われ、一般の人や皇族方の歌が古式ゆかしい節まわしで披露された後、天皇皇后両陛下の歌が披露されました。

天皇陛下は、「をちこちの旅路に会へる人びとの笑顔を見れば心和みぬ」と、各地を訪問した際に人々の笑顔を見てうれしく思い、ご自身の心もなごむ気持ちを詠まれました。

また皇后さまは、「広島をはじめて訪(と)ひて平和への深き念(おも)ひを吾子(あこ)は綴れり」と、長女の愛子さまが初めて広島を訪れ、中学の卒業文集につづった平和への願いを感慨深く思った気持ちを詠まれました。

今年はおよそ1万5000人の一般公募から入選者10人が選ばれ、新潟県の高校2年生が最年少で選ばれたほか、能登半島地震で震度5強を記録した石川県かほく市の32歳の女性も出席しました。