福島第一原発・燃料デブリ取り出し装置の回収が完了「カメラ不具合問題」原因調べる
東京電力は、福島第一原発2号機で行われていた燃料デブリの試験的取り出しについて、カメラの不具合が生じた装置の回収を終え、トラブルの原因を詳しく調べることにしています。
福島第一原発2号機の溶け落ちた核燃料=燃料デブリの試験的な取り出しは、9月17日に取り出し装置の先端につけたカメラが映らなくなり作業が中断しています。
原因を調査するため9月23日から取り出し装置の回収を始めていましたが、東京電力によりますと25日の午前8時50分ごろに回収を終えたということです。
東京電力は、これまでの調査からカメラ本体に原因があるとみていますが、カメラを確認するなどして、さらに詳しく調べることにしています。