沖縄県宮古島沖で陸上自衛隊のヘリコプターが消息をたった事故で、現場の海域では、機体の引き揚げが始まっています。中継です。

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宮古島市の池間島の海岸に来ています。

私の後ろ側に見える民間のサルベージ船では機体を引き揚げるためのワイヤを巻く様子も確認され現場には緊張感が漂っています。

現場の海域では機体引き揚げ用の大型のネットが3日前に沈められ、1日までに、海底の機体をネットの上に移動する作業が行われていました。

2日は朝から2隻のサルベージ船が展開し、午前10時頃からは甲板上のウインチでワイヤを巻き上げる様子がみられました。ネットでくるんだ機体を引き揚げる作業が続いているとみられます。

そして15分ほど前にはサルベージ船から作業用の小舟が下ろされ、すでに機体が海面近くまで引き揚げられている可能性もあります。

また機体の破損の状態によっては引き揚げ作業は数回に分けて行われる可能性があります。

一方、1日に引き揚げられた6人目の隊員とみられる遺体は2日午前、宮古島から沖縄本島へ向けてヘリコプターで搬送されました。