両陛下、イギリスの国賓として公式行事へ
イギリス公式訪問4日目の25日、天皇皇后両陛下はいよいよ国賓としての公式行事に臨まれます。
天皇陛下は、現地時間の24日午後、ロンドン市内で日英の友好団体が主催したレセプションに出席し、英語でスピーチされました。
「私たちの社会を発展させ、国と国との交流の礎となるものは、人と人とのつながりです」
その後、にこやかに懇談された陛下。母校オックスフォード大学のライバル校、ケンブリッジ大学の女性教授のこんなジョークには…
ケンブリッジ大学(日本近世文学) ラウラ・モレッティ教授
「私ちょっとジョーク言ってみたんですけども、『ジ・アザー・プレイス(もう一つの場所)』と呼ぶんですよ。私たちお互いの学校を。「I am from the other place (私はもう一つの場所から来ました)」と(話した)」
「(Q.陛下はそれに対してどんな反応を?)ちょっとほほえんでくださって。非常にその場で色々なお話ができる、ものすごく頭の展開が速い方だと」
そして、一夜明けた25日、天皇皇后両陛下は国賓として歓迎式典に臨まれます。馬車でバッキンガム宮殿までパレードし、夜は国王夫妻主催の晩さん会に出席されることになっています。