一般ドライバーが自家用車を使って有料で客を運ぶ「日本版ライドシェア」について国土交通省が猛暑が予想される時間帯などにも利用できるよう制限を緩和する方針を固めたことがわかりました。

ことし4月から始まった「日本版ライドシェア」は利用できる時間帯などが制限されていますが、先月から一定の降水量が見込まれる場合に限り利用可能な時間帯と車両数を拡大しています。

これに加えて国交省は猛暑が予想される時間帯や大規模イベントの開催時にも利用できるよう、2日にも制限を緩和することが関係者への取材でわかりました。

気温が35℃以上と予報されている時間帯とその前後1時間に東京や大阪など大都市部で利用可能にするほか、音楽イベントなどの開催時に主催者などが要請書を国に提出すれば利用できるということです。