「ライドシェア」新たに長野・軽井沢町での運行認める方針 国交省
一般ドライバーが自家用車を使って有料で客を運ぶ「ライドシェア」について、国土交通省は新たに長野県軽井沢町での運行を認める方針であることがわかりました。
24日、開かれた政府の規制改革推進会議の作業部会で国土交通省は、長野県軽井沢町から「ライドシェア」実施に向けた申請があったことを明らかにしました。
「ライドシェア」は、タクシー会社の運行管理のもと、地域や時間帯を限定して行われるもので、東京・神奈川などすでにスタートしている区域も含め、都市部を中心に12区域での導入が決まっています。
これまで国交省は、配車アプリのデータをもとに、不足しているタクシーの数が把握できる区域から許可を出してきましたが、軽井沢町が認められれば初の自治体の申請による導入となります。
多くの観光客が訪れるゴールデンウイークが始まる前にも認められる見通しです。
また、これとは別に、富山・石川・静岡・岐阜・福井の5県13区域のタクシー会社が、実施の意向をもっているということです。