【発表】登校後すぐ下校…台風10号での混乱受け新基準「暴風域」「強風域」に入る見込みなら一斉休校に 福岡市教委
台風10号が接近した際の福岡市の「休校判断」をめぐって批判が相次ぎ、市長が謝罪した問題です。市は一斉休校の判断基準や、保護者への連絡時間を新たに定め、9月13日に発表しました。
福岡市教育委員会は8月29日、台風10号が接近する中で、市立の小中学校の児童や生徒を登校させたものの、暴風警報の発表を受けて、すぐに下校させました。この対応に保護者から批判が相次ぎ、9月2日に高島市長が謝罪するとともに、方針を明確にするよう教育委員会に求めていました。
福岡市教育委員会の発表によりますと、台風が接近し、福岡地方が「暴風域」や「強風域」に入る見込みの場合には、市内すべての小中学校を一斉休校にします。また、保護者への連絡は、従来の台風接近の2日前もしくは前日の午後に加えて、当日午前6時をめどとすることを新たに決めました。
福岡市教育委員会は13日中に保護者に知らせ、次の台風接近時から適用するとしています。