【台風10号】登校後すぐに下校 当時の対応を市長が謝罪 「給食後に一斉下校」の予定を急きょ変更 福岡市
高島市長が謝罪
台風10号が接近する中で、福岡市が小中学生をいったん登校させたあと、すぐに下校させた対応について9月2日、高島市長が謝罪しました。
■福岡市・高島市長
「市政の最高責任者として、保護者の皆さん、児童をそのような中で登校させたということは大変申し訳なく思っています。」
台風10号が接近していた8月29日、福岡市の教育委員会は市立の小中学校を休校にせず、給食後に一斉下校させることを決めました。
しかし、暴風警報が発表されたことを受けて、いったん登校した子どもたちをすぐに下校させました。
子どもたちは雨風のなか、登下校することになり、福岡市教育委員会は謝罪文書を各家庭に送りました。
この対応について福岡市は今後、台風が接近しているときの登校の判断基準や対応について、ほかの自治体の事例などを参考にして明確にしていくことにしています。