【ヘリ墜落】50歳の男性操縦士と70歳の男性整備士が搭乗 国の運輸安全委員会が調査官を現場に派遣へ 福岡
福岡県柳川市で28日、民間のヘリコプターが墜落し、乗っていた2人が死亡した事故で、国の運輸安全委員会は29日、調査官を現場に派遣し、事故原因を調査する予定です。
■加藤雅大記者
「現在、警察などによる鑑識作業が進められているものとみられます。」
28日午後4時すぎ、福岡県柳川市昭南町で「ヘリコプターが墜落した。煙が出ている」と消防に通報がありました。
ヘリコプターには2人が乗っていましたが、現場で死亡が確認されました。
墜落したのは「エス・ジー・シー佐賀航空」が運航するヘリコプターで、50歳の男性操縦士と70歳の男性整備士の2人が乗っていました。
エス・ジー・シー佐賀航空によりますと、ヘリコプターは大分県日田市で遊覧飛行を行い、佐賀空港に戻る途中で、午後4時過ぎに連絡が途絶えたということです。
■近くに住む人
「ドドドドーンとバイクのような音がして、窓から外の様子を見たら煙が出ていた。」
「ちょっと油くさい臭いはした。部品とか落ちてきても危ないと思う。」
国の運輸安全委員会は29日、調査官を現場に派遣し、事故原因を調査する予定です。