浸水修理のため運休していたJR九州高速船「クイーンビートル」 7月11日から運航再開へ
JR九州高速船は、ことし5月から運休していた福岡と韓国・釜山を結ぶ「クイーンビートル」の運航を7月11日から再開すると発表しました。
JR九州高速船が運航する「クイーンビートル」は、ことし5月、福岡市の博多港を出発した後、韓国・釜山に向かう途中で船首部分に浸水が確認され、緊急点検と修理のため運休が続いていました。
修理が完了したため、7月11日から運航を再開するということです。
浸水の原因については、2023年6月に前回の修理を行った際、船体に外板を取り付けるための溶接が行われましたが、溶接の熱による影響で接合部の強度が弱くなったことだとしています。
今回の修理では、熱の影響が出にくい溶接方法に変更して修理を行い、九州運輸局などの検査にも合格したということです。